バッグもワンピースも涼しげなカラーを取り入れて

パリの街で実際に見つけたスタイリングアイディアをお届け。今回は、パープルやブルー系のクールカラーを用いたパリジェンヌのスタイリング方法をお伝えていきます。まだまだ朝夕は冷えるこの季節、しっかりと防寒対策をしつつも既に初夏を意識したスタイリングが見どころです。

ポイント①　春先に重宝する2wayワンピース

日中は暖かくても、朝夕は風が冷たいこの季節におすすめなのが、ワンピースとコートの2つの役割を果たす2wayワンピースです。ワードローブに1つは揃えておくと、季節の変わり目に活躍してくれる頼もしい存在です。ベージュやグレーなどの無難なカラーを選びたくなりますが、既に初夏を見越したパリジェンヌは美しいパープルカラーの2wayワンピースをチョイスしていました。敷居が高く感じる場合には、ビビッドな色よりも優しいペールカラーを選択すると良いでしょう。手持ちの服とも合わせやすく、気軽にチャレンジすることができます。

ポイント②　華やかなカラーには落ち着いたトーンのバッグを合わせる

春になると、一気に華のある色合いの服を揃えたくなります。そんな時におすすめなのが、落ち着いたトーンのレザーバッグです。例えば、アイスグレーなどの色合いはいかがでしょうか？グレー系のカラーは、パープルやグリーンなどの中間色との相性も良く、そのほかのピンク・オレンジ・イエローなど華やかな色にも落ち着きを与えてくれる万能カラーです。1つ揃えておくと、飛び切り色で遊びたい時にも、ベーシックなスタイリングを楽しみたい時にも、強い味方になってくれる存在です。

ポイント③　春先に重宝するグレー色のタイツ

朝夕の冷え込みには、まだまだタイツが欠かせない気温が続きます。しかし、60デニール以上の分厚いタイツを履いていると、どうしても冬モードのスタイリングから抜け出すことができません。また、春色のパンプスを選びたくても、タイツが真っ黒だと靴だけが浮いてしまいます。そこでおすすめなのがグレー色のタイツです。足元をしっかりと防寒しながらも、春らしい柔らかい色合いを取り入れることができます。そしてポイント②でお薦めしたアイスグレーのバッグとの相性も良く、全体としてまとまりのある春スタイリングが完成します。

いかがでしたか？今回は色で春を意識するスタイリングアイディアをお届けしました。