老舗タンナー製の品格レザー

持つ人を美しく見せるグレースレザーと、格式を感じさせる古城レザー。この2つの本革素材がGRANESS TOKYOの定番レザーです。老舗タンナーで染め上げる豊な風合いと色彩が、身につける人に品格をもたらします。

Grace Leather/グレースレザー

グレースレザーは、気高さと美しさを表現したレザーです。熱と圧力で革の表皮をプレスするシュリンク型押しレザーの技術は、老舗メゾンでも採用される高度な手法の一つです。美しい牛革のシボは、2色のカラーで陰影をつける繊細な作業で仕上げられています。シボの凹部分には明度の高い薄い色を染色し、凸部分には明度の低い濃い色をのせることにより、立体感と奥行きのある色合いを実現しています。型押しレザーの特長である撥水性の高さと傷つきにくさが特徴で、軽やかでありながら牛革特有のハリと丈夫さを持ち合わせた最高級レザーです。   

グレースレザー

Cojyo/古城レザー 

古城レザーは、 年月と共に経年美化していく味わい深いヴィンテージ風レザーです。牛革に刻まれた色の濃淡や絶妙なシワの風合いが、格調高い印象を与えます。オイルをたっぷりと馴染ませながら鞣すことで、透明感のある上品な艶を表現。使う人の個性や生き方に染まりながら、エイジングを楽しむことのできるレザーです。革の表面には、天然素材ならではのシワやトラと呼ばれる稲妻模様にみえる筋が刻まれている部分があります。レザーが持ち合わせた個性として、風合いを味わうことができます。 

古城レザー

サステナブル素材としてのレザー

本革は、太古の昔の人類が「いただいた命を無駄にしない」ために生み出した知恵であり、技術でもあります。GRANESSで使用しているレザーは全て、食品として活用された後の副産物です。本来ならば廃棄される運命にある皮素材を焼却処分すると、温室効果ガスの発生や多量のエネルギー消費を必要としてしまいますが、タンナーの手によって「皮」を「革」へと生まれ変わらせ、その素材をプロダクトとして生み出すことによりサステナブルな社会に微力ながら貢献できていると考えています。

*皮:動物の表皮そのものに近い状態
*革:なめしてプロダクトに使える状態にしたレザー

老舗タンナーによる最高級レザー

ヨーロッパや日本の老舗タンナーが長い歴史の中で培ってきた高度な技術は、リスペクトの対象であり、プロダクトのベースとなります。タンナーの手によって紡ぎ出された美しいレザーは、鉛・フタル酸フリーで環境にも配慮しています。伝統的な製法に加え、常に革新的な技術を取り入れることで、世界中のラグジュアリーブランドからも高い評価と信頼を得ています。