ピンクのレザーバッグで一気に春めいたスタイリングへ

この季節に取り入れたいピンクのバッグ

パリの街で実際に見つけたスタイリングアイディアをお届け。今回は、幼いイメージになりがちなことからつい避けてしまいがちなピンク色を、大人の女性らしく大胆にスタイリングに取り入れる方法をお伝えしていきます。
グレンチェックとピンクのレザーバッグを使ったスタイリング

ポイント① ハンサムとフェミニンのバランスを意識して

ピンク色はガーリーなイメージになりがちなので、ボーイッシュなアイテムを投入してスタイリングを落ち着かせるのがポイント。例えば、普段使いではハンサムなイメージになりがちなグレンチェックのジャケットを取り入れたスタイリングはいかがでしょうか?
グレンチェックのショートコートは、メンズライクなダブルボタン。いつもなら無難にパンツを合わせたくなるところを、ふんわりと風を感じるシフォン素材のプリーツスカートを合わせることで、歩くたびに春の風を感じる動きのあるスタイルに。

ポイント② ピンクのバッグには上質素材を選び彩度を抑える

ピンクのバッグは、素材がチープだと幼いイメージになってしまうため、本革素材など上質なものを選ぶのが良いでしょう。同じピンクでも、ビビッドピンクからパステルピンクまで幅広い色合いがありますが、大人の女性におすすめなのは少し彩度を抑えた上品なピンク色です。
下図をご覧ください。再度が高いピンク色は幼く派手な印象になりがちなため、再度が低いピンクを選ぶとお手持ちの洋服ともスタイリングしやすくなります。彩度の高いピンクを取り入れる際には、トップスやボトムスにはピンクを入れずにグレーなど無彩色を選ぶようにすると良いでしょう。
彩度の高いピンク色と彩度の低いピンク色

ポイント③ 靴の色は外しの美学

王道のスタイリング方法は、バッグと靴の色を合わせることですがピンクなど印象の強いカラーの場合には、黒など無難なカラーの靴を合わせることがポイント。逆にピンクの靴を選んだ場合にはバッグはブラックやアイスグレーなどの無彩色がおすすめです。今回のスタイリングでは、ピンクのバッグに黒のショートブーツで引き締めることで、フェミニンになりすぎることなくバランスのとれたスタイリングになっています。華やかな色の靴やバッグを選ぶ際には、あえて王道の同色スタイリングを外すことも重要なポイントです。
いかがでしたか?今回は、春になると身につけたくなるピンク色をテーマにしたスタイリング情報をお届けしました。ぜひ普段のスタイリングやバッグ選びの参考にしてくださいね。